2010年9月7日火曜日

コオロギ対策

9月に入り、本格的に秋冬野菜の植え付けが始まっています。

今の時期、最も困るのがコオロギです。

植えたばかりのハクサイやら、キャベツやらを無惨に食い散らかしてくれます。

コオロギは鳴き声が風流?ということで随分得していますね。

姿かたちは、あまり美しいといは言えませんし、色は茶褐色でちょこまかと動き回るという、ゴキブリと大差ない虫です。

ただ、鳴き声一つで、害虫のそしりを免れています。

まさに、「芸は身を助く」ですね。

でも、私には「巧言令色仁少なし」で、最初から害虫とみなされる虫たちよりも、忌々しさが倍加します。

という、このコオロギ。大切な野菜を守るために、しっかりと殺しましょう。

防除方法としては、例によって農薬が最も効果的です。

デナポンベイトやグリーンベイトという薬剤がよく使われます。

この中の、NACという成分にコオロギが誘引されて食べ、
中毒死します。

薬を使わないとすれば、まずコオロギの住処をなくすために、敷き藁や枯れ草を除き、雑草を取ります。

と言っても、この暑さでは乾燥や日射を防ぐためにはしっかりと敷き藁しておきたいので悩ましいところですが。

キャベツやカリフラワーであれば、生育初期は暑さに比較的強いので敷き藁はあまりしなくても大丈夫かもしれません。

こうしてコオロギの住処をなくした上で、不織布をかけて物理的に防除します。

コオロギはわずかなスペースでも潜り込んできますので、隙間がないようによほど注意深くやらなければなりません。

不織布以外では、ペットボトルを使う手もあります。

ペットボトルの上と下を切って円筒状にし、これで定植した幼苗を保護します。

そうすると、コオロギはこれを乗り越えられずに幼苗は守られる、とのことです。

私も試したことがありますが、入られなくするためには、かなり障壁を高くしなければならないようです。

ということで、ご質問があるのですが、

1)野菜や果樹を食い荒らす害虫でありながら、さほど害虫扱いされない虫について、どの虫なら許せますか?

◆ コオロギ
◆ キリギリス
◆ バッタ
◆ モンシロチョウ
◆ カミキリムシ
◆ どれも全て
◆ その他
○ 結果を見る

☆同じく、どの虫なら許せませんか?

◆ コオロギ
◆ キリギリス
◆ バッタ
◆ モンシロチョウ
◆ カミキリムシ
◆ どれも全て
◆ その他
○ 結果を見る

○  コメントボード

締切:2010年09月13日18時00分
協力:クリックアンケート http://clickenquete.com/

クリック切望

にほんブログ村 ライフスタイルブログ 新規就農へ人気ブログランキングへ

1 件のコメント:

  1. アンケート結果は、

    ☆どの虫なら許せますか?

     コオロギ (6票) 29%
     キリギリス (4票) 19%
     バッタ (1票) 5%
     モンシロチョウ (6票) 29%
     カミキリムシ (2票) 10%
     どれも全て (2票) 10%
     その他 (0票) 0%

    ☆同じく、どの虫なら許せませんか?

     コオロギ (2票) 20%
     キリギリス (0票) 0%
     バッタ (1票) 10%
     モンシロチョウ (2票) 20%
     カミキリムシ (2票) 20%
     どれも全て (0票) 0%
     その他 (3票) 30%
    でした。

     許せるせる方は、コオロギ、キリギリス、モンシロチョウ
    が多く、許せない方はバラバラでした。

     やはり、見た目がきれいとか鳴き声がきれいとかいうのが
    よいようです。

    どうもご協力ありがとうございました。

    返信削除