2009年10月31日土曜日

なんの虫2

この季節になると、夏場では見られなかった色んな虫にお目にかかります。

もともと、農業には大した興味はなかったので、畑にあらわれる虫にも、縁がありませんでした。

それが、こうして畑仕事をしていると、いっぱい出てくるので、いつも迷ってしまいます。

害虫か、益虫か?殺すべきか、殺さざるべきか?

モンシロチョウ程度であれば、私にもわかります。

これは、サナギからかえったばかりでしょうか?羽がへろへろです。











言うまでもなくこいつは敵です。

アオムシがキャベツを食い荒らします。

従って私は「アチョー!!」と鉄拳をふるいます。



次のこいつは、去年まではよくわかりませんでした。











でも今は知ってしまいました。

私の最大の敵、ヨトウムシのサナギです。

坊主にくけりゃ袈裟まで憎し。

幼虫にくけりゃ、サナギまで憎し。

「御免!」と一刀両断に踏みつぶします。



次は何だろう?










よくわからん。

まあ逃がしておいてやろう。

後で子供の昆虫の図鑑 を見ると、

「ホソヘリカメムシ・・・マメ科の植物を食い荒らす害虫」

しまった!!

くそ〜、次は覚えていろ!



今度はなんだ?











これもよくわからん。

まあ見逃そう。

図鑑で見ると・・・アワフキ??

でも図鑑の絵では触覚がないような・・・

「ちっちゃな茶色い虫」でググってモよく分かりません。

こういうときはインターネットも無力です。

まあ、害虫だったら腹が立つので、益虫の新種発見ということにしておきます。
(でも多分害虫だろうな)

2009年10月29日木曜日

なんの虫?


ほうれん草の発芽試験をしているのですが、変な虫がついていました。

てんとう虫っぽいですが点々の模様がちょっと変わっています。

害虫か益虫か分からないのでとりあえず殺さずに追い出しました。

あとで子供の昆虫の図鑑 で調べてみましたが、よくわかりませんでした。

もしかして新種?

2009年10月28日水曜日

実験計画法によるほうれん草の発芽試験

ほうれん草3からの続き

ほうれん草がうまく育てられないので、発芽試験をしたという話をかきました。

石灰ありなしで比較したのですが、今ひとつよくわからない結果だったので、もっと系統的に確かめることにしました。

確かめるために、実験計画法を用いることとしました。

実験計画法については、wikiでも覗いてみてください。

私は何とか使える程度て解説するほど詳しくありません。

が、乏しい知識で無理矢理説明すると、以下のようになります。

通常の実験は知りたい条件だけを変えて他の条件を一定にして行います。

例えばほうれん草の発芽率に及ぼす土壌中の石灰の影響を知りたいのであれば、同じ土、同じ温度、同じ種まき時期、同じかん水方法で土の中の石灰分だけを変えて調べます。

この場合は石灰以外は同じ条件なので、石灰の影響が正確に分かります。

その反面、土や温度、種まき時期がすこし変わると石灰の影響の出方も変わってしまうという危険があります。

実験計画法では、何種類かの条件を数学的に系統立てて変えて、調べます。

上記の例でいえば、土、温度、種まき時期、かん水、土の中の石灰分を全て変更して実験して、その中で石灰分なら石灰分の影響を抽出して調べます。

こうして、いろいろな外乱要因を積極的に組み込むことにより、どのような条件下でも成り立つような汎用性の高いデータが得られやすくなります。

実際にどのような条件で行って結果がどのようになるかは、またおいおい述べたいと思います。

2009年10月26日月曜日

タマネギの新しい育て方の提案

タマネギはだいたい、種を発芽させて育てます。

オニオンセット栽培といって、中途半端に球根ができた時点で掘りあげて保存しておき、その球根を使って栽培することもありますが、あまり大きすぎると分球してしまいます。
 
使える球根としてはだいたい2〜3cmくらいが限界となります。

従って5cmくらいの中途半端なものは捨ててしまうことになります。

それでは勿体ないので、別途畑のすみに置いておくことにしました。

すると芽が出てきます。

これをそのまま育てても、前述の通り分球してしまうので、すぐに植えなおさずに一旦掘りあげます、












少し小さくしたいと思い、皮を剥きました。












大丈夫そうです。

そこでもっと剥きます。どんどん剥きます。


最後まで剥くと、普通の苗のようになってしまいました。












これを植えてみます。

















これがどんなふうに育つか楽しみです。

こういった植え方だと、収穫時期にある程度幅を持たせることができると思うのですが、いかがでしょうか?

2009年10月25日日曜日

消防団でのお葬式

消防団員の同僚のご家族が亡くなられたので、お葬式に出ました。

参加した団員は総勢30名程度。私が出た中でもかなりの人数です。

2009年10月21日水曜日

エゴマの乾燥


エゴマがたくさん収穫できそうなのはいいのですが、乾燥する場所がありません。

おかげで一気に収穫できず、まだ半分以上植わったままです。

週末に今乾燥しているのを脱穀してから残りを刈り取ろうと思っています。

でもちょっとさわるとぽろぽろと種が落ちるので、来週の刈り取りまで種が残っているか心配です。

そのまま畑で乾燥させれば楽でいいのですけれども、盗む不届きものがいるのでできません。

本当に困りものです。

2009年10月19日月曜日

エゴマ


エゴマが実ったので、収穫して乾燥しています。

今年のエゴマはとても大きく、自分の背の高さくらいまで育ちました。

私も上手になったものだ、とご満悦です(←たまたまだろう、と影の声)

幹も太く、刈り取るのが一苦労です、というよりごつすぎて刈り取れません。

幹をぐりぐりまわして折っています。

でもこのやり方では手間がかかって仕方ありません。

刈り払い機が欲しいなあ・・・

2009年10月18日日曜日

ほうれん草3

ほうれん草2からの続き

ほうれん草がうまく育てられないので、石灰をいれた土と入れない土で発芽テストをしていました。

種まき後20日程度経過しましたが、やはり石灰ありなしにかかわらず、発芽率は40%程度の低いままでした。

その後の生育は石灰を入れた方が悪く、子葉も細く、本葉も小さいです。

石灰を入れるとむしろ発育が抑えられたことから、畑の土が固すぎることが失敗の原因ではないかと推定されました。

でも、よく耕した場所でも発芽不良だったのでこれだけとも思えません。

そこで、実験計画法を用いてもう少し系統的に調べていこうと思っています。

実験計画法については、おいおい述べていきたいと思います。
実験計画法によるほうれん草の発芽試験に続く

2009年10月17日土曜日

畑での米ぬか利用、その2


その1より続く)

先日の朝、畑に出て草取りをしていると、ハクサイに芋虫がついているのに気づきました。

体調は3cmくらいで色は薄緑色、黒い斑点が2列に並んでいました。

にっくき害虫、ヨトウムシです。

私の百姓修行における、最大の難敵といっても過言ではありません。

ヨトウムシは、昼間は土の中に潜っています。

夜になると出てきて、キャベツやハクサイなどの葉っぱを食べます。

葉っぱは、葉脈だけのスジ模様になります。

そして夜明けとともに土の中に潜り込みます。

その後、私が畑に出てきてorzとなります。



朝早くに畑に行くと、たまに葉っぱの上に残っているやつもいます。

これを見ると、「ここで会ったが百年目!」とばかり怒りの炎が燃え上がります。

そして、捕まえようと手を伸ばすと、葉っぱに手が当たって、その振動でヨトウムシはポトリと下に落ちます。

植物の影に隠れてもう見つかりません。

全く忌々しいやつ!!

何とか駆除する方法はないかといろいろ調べたら、何と、米ヌカでヨトウムシを殺す働きがあると書いてありました。

曰く「ヨトウムシが米ヌカを食べて腹を下す」とか何とか・・

本当??
そもそもムシのおなかの中ってどうなっているの?

と頭の中は?マークだらけになりました。

で、半信半疑ながらやってみました。

結果は? う〜ん・・・

効果あるみたい!

米ぬかをまいてもヨトウムシの死骸は見つかりませんでしたが、葉っぱの食われ方が少なくなったようです。

腹下し、侮れず!

まあ、ハクサイやキャベツのような虫のつきやすい野菜は、米ぬか一つで完全に駆除できる訳ではないですが、農薬と組み合わせて何とか収穫まで持たせています。

まだまだ自分の栽培技術は未熟だと痛感します。

何はともあれ、害虫には効果がありそうです。

で、米ぬか。

前回、肥料としての使い方について書きましたが、上に述べたように有害生物から植物を守るという働きもあります。

有害生物と言っても、
雑草
害虫(ヨトウムシやコオロギ、バッタ、アオムシ等)
有害微生物(野菜の病気のもととなる細菌、ウィルス等)
有害動物(ヌートリアやモグラ、ネズミ等)

など各種いますが、この中の有害動物については効果があるという話は聞いたことがありません。

害虫については先ほど述べた通りです。

残りの2つについても、何かしら効果が報告されています。

まず除草について。

前回も書きましたが、米ぬかを直接肥料として使うと植物の発芽や根が障害を受けることがあります。

これを逆手に取って、雑草の発芽防止に使えます。

私は除草剤を使わないので、米ぬかで除草できるのならもうけものとやってみたことがあります。

実際、確かに効果はありました。

でも梅雨から夏場にかけての雑草の生育がさかんになる時期では焼け石に水でした。

抜群の効果という訳にはいきませんでした。

次に有害微生物。

ここで、ウィルスは厳密な意味では生物ではないそうですが、面倒なのでまとめて微生物とさせてもらいました。

米ぬかを通路に撒くと、米ぬかを餌にさまざまな菌が発生して葉っぱに付着し、有害な微生物が繁殖しすぎるのを防ぐというメカニズムだそうです。

こちらについては、やっては見ましたが、効果の程はあまりよくわかりませんでした。

もともと、この問題については私は今のところ困っていません。

キュウリやカボチャでうどん粉病がたまに出ますが、石灰をまいて対応しています。

でも、米ぬかをまいた後に雨が降ると、まいたところがカビで真っ白になるのでビジュアル的に面白がっています。
(念のため書きますと、米ぬかをふってカビだらけになるのはごく自然なことで、別段人間や作物の健康に悪影響はないそうです。)

最後に米ぬかを使用するときの注意点について。

米ぬかも当然ながらデメリットがあります。

まず、すぐ虫がわくことです。

米ぬかのまわりにハエがよく飛んでいます。

私は無視していますが、あまり気持ちのいいものではないです。

幼虫が根を食べることもあります。

ある程度大きな苗を定植したら問題ないとは思いますが。


次に、米ぬかを撒くとミミズが増えます。

ミミズ自体は土を肥やして作物によいと言われますが、ミミズを食べにモグラがきて穴があくことがあります。


次に保管上の注意点としては、ちょっと状態の悪いところで放っておくと微生物が繁殖して、薄いビニール袋などすぐに穴をあけてしまいます。

そうなると、米ぬかが外にもれ、そこに虫が来て奥様に叱られることになります。


最後に法律上の注意点について。

前にえひめAIについて書いたときも述べましたが、米ぬかも農薬取締法で登録されていません。

農薬としての目的で米ぬかを使うのは違法行為となるようです。

肥料としては、肥料取締法の特殊肥料として登録されています。

従って米ぬかを使用する場合は、肥料目的で使用するようにしましょう。

以上、米ぬかの利用範囲は広く、他にもまだまだいろいろな使い方ができそうです。

私は、今のところ十分活用できているとは言いがたいですが、うまく使いこなせるようになりたいです。

なお、米ぬかの利用について、もっと詳しく知りたい方は、
農文協編 「米ぬかとことん活用読本」


あるいは、同じく農文協編の「米ぬかを使いこなす」



等が分かりやすくてよろしいかと思います。
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2009年10月11日日曜日

ほうれん草2

ほうれん草1からの続き

ほうれん草がどうやってもうまくできないので、発芽テストを行っています。

畑の土に石化を混ぜたものと混ぜないもので発芽を調べていますが、大差ありませんでした。

種まき8日後に40%くらい発芽して、現在12日目ですが新たな発芽はありませんでした。

今のところどちらも子葉が出ているだけですが、石灰を散布している方が子葉が細いです。

現時点で分かったこととしては、

1)私の畑の土を使うとほうれん草の発芽が遅れて発芽率も低い
2)上記は石灰不足のせいではない
3)発芽後の成長は石灰不足で遅くなっている訳ではない

といったところです。
ほうれん草3に続く

2009年10月9日金曜日

畑での米ぬか利用、その1


何回か前にえひめAIを利用している、という話を書きました。
→ こちら 

もう一つよく使うものに米ぬかがあります。

米ぬかがうれしいのは、とにかく安いこと、そして入手が容易なことです。

私は、ホームセンターで米ぬかを入手します。
ホームセンターのすみの方にコイン精米機があり、そこで自由に持ち帰りできるのです。

大都市や田舎以外の中程度の規模の街では、このようなホームセンターがどこかしらあると思います。

またホームセンターがないような田舎では、自分の家で精米している場合が多いでしょうから、ただで手に入ります。

自分の家で精米していなくても、近所からもらうこともできます。

大都会の真ん中では、安く入手できないかもしれませんが、ここでは百姓をすることもないでしょうから、良しとします。

以上から、ほとんどのお百姓さんは、米ぬかを安価に手に入れられると思います。

ちなみに、私の場合は米ぬか自体はただで持ち帰りますが、会社からの帰りに寄り道するときのガソリン代が少しかかります。
(自動車通勤しています)

ざっと米ぬか1キロあたり1.5円くらいになります。(作業工数は30分にもならないので除いています。米ぬかを
入れる袋代はガソリン代に比べてごくわずかです。)

ついでながら、比較として牛ふん堆肥の値段をインターネットで調べると、キロあたり50〜60円となります。

さらについでに肥料成分としてチッソ1kgあたりで考えると、尿素(チッソ44%)ではだいたい300〜400円、
米ぬかは上記の値段でチッソ2%とすると、チッソ1kgあたり75円になります。

いかに米ぬかが安い素材かが分かると思います。

で、これは使うべし、ということでいろいろ試しています。

でも、これがなかなか難しいです。

一般に農業資材を用いる目的としては、
1) 植物を元気に大きく育てる(肥料や生育促進)
2) 有害な生き物から植物を守る(防虫、殺菌など)
の二つがあります。

米ぬかは、このどちらの目的にもなります。

このうちの、1)元気に大きく育てるということに関しては、さらに
1−1)直接肥料として使う
1−2)ぼかし肥にして使う
の二通りに分けられます。

ここで、ぼかし肥とは直接肥料として使わずに、一旦発酵させたものです。

米ぬかを土に混ぜると、土の中で微生物が急激に繁殖します。

その結果、菌が土の中の酸素分やチッソ分を奪ったり、温度が上がりすぎたりします。

それで植物に障害が出たり、肥料切れになったりすることがあります。

ぼかしにすることにより、このような障害を防ぎ、植物に利用させやすくします。

そこで私も、ぼかしを作ろうといろいろと試してみました。

作り方は、
台所の生ゴミや土、米ぬか等をまぜる
→水分量を調整して、よくかき混ぜる
→十分発酵する
です。

ここで、水分量の調整とかき混ぜることが重要だそうです。

でも、水分量を調整すること、かき混ぜることのいずれも難しいです。

いまだに成功したことがありません。

水分量は、水分計などないので見た目とカンで調整しました。

でも、すぐに乾いてしまいます。

乾いてしまうと、発酵が進まなくなります。

乾かすまいと思って水を入れすぎると悪臭がします。

かき混ぜるのは少量だけなら簡単ですが、多量になるとひと苦労です。

でも少量ではすぐに乾いてしまうので、ある程度の量をいれなければなりません。

毎日毎日、かき混ぜながら水分を少し足していきます。

すると虫がわいてきます。
しゃれにならないくらい。

当然、妻に怒られます。

それで、虫が入ってこないようにぴったりと容器を閉じます。

容器には段ボールを使っていますので、このふたを閉じて、上からお盆をのせます。

それでも、虫は入ってきます。

当然、妻に激しく怒られます。

それで、さらに厳重に密閉しようとします。

すると、一々段ボールを開けて、かき混ぜるのが億劫になります。

その結果、ぼかし肥のことを忘れてしまいます。

それで何日か経って、会社から帰ると、妻が激怒しています。

それで段ボールを開けると・・・
(以降、食事中の方のために描写を控えます)

と、このような経緯を経て、ぼかしを作るのはあきらめました。

それで、直接肥料として使うことにしました。

このときの参考書は、
青木恒男著  青木流 野菜のシンプル栽培 農文協


この本の著者の青木氏は、私の愛読雑誌である「現代農業」の常連執筆者です。

びっくりするくらい徹底した合理主義者で、私の最も尊敬する篤農家の一人です。

私はだいたい本は図書館で借り、買うことはほとんどないのですが、
この本については、尊敬する青木氏の本、ということで思わず購入しました。

内容は、今の私のレベルでは容易に真似できるものではありませんが、このレベルまで到達できたらいいな、という目標の目安にしています。

それで、この本に書かれている米ぬかの肥料としての使用方法は、

1)油かすを株間にドンブリ一杯盛る
2)その上に米ぬかをドンブリ一杯分覆う

これだけです。
とても単純なものです。
元肥も入れずに、追肥だけです。

ただし、これはナス、トマト等の果菜類限定です。

私も、この方法でやってみましたが、生育は例年以上によかったです。

一度、お試しください。

有害な生き物の防除については、その2

紹介した本はこちら

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2009年10月6日火曜日

ほうれん草1

前にも書きましたが、ほうれん草を作るのが苦手です。(こちらの記事)

どうやってもうまくできません。

それで色々な条件で種をまいてみて、生育状況を確認してみることにしました。

まずは石灰の影響について。

畑の土と、これに石灰を2%程度混ぜた土をセルトレイに入れて、ほうれん草の種をまきました。

現在一週間めです。

発芽率はどちらも10%程度で低いです。

石灰不足が原因で発芽が抑制される訳ではなさそうです。

ほうれん草2に続く

2009年10月2日金曜日

黄ニラ


黄ニラを作っています。

黄ニラは、普通のニラに光を当てないようにして育てます。

普通は黒ビニール等をトンネルにしでかぶせて光を遮ります。

ですが、ビニールトンネルで覆うのは、結構体力がいります。

また当地では風が強く、よほど上手にやらないと、風でビニールが部分的に剥がれて光が入ってしまいます。

そこで、遮光箱を作ってみました。

ホームセンター等で売っている安物の合板を使って、ニラの株がすっぽり入るくらいの箱を作ってみたのです。

そして、普通に生えている緑色のニラを地際から刈り取って収穫し、残った株の上にこの遮蔽箱をのせます。

ビニールトンネルでは風で剥がれますが、遮蔽箱程度の小さなものでしたら、ほとんど倒れたことはありません。

そして、結果は見事な黄ニラができました。

と思いましたが、収穫してしばらく明るいところにおいておくと、だんだん緑色に変色していきます。

多分遮光が不十分なのでしょう。うまくいかないものです。

まあ、普通のニラより柔らかいからいいかな?

写真は、上が普通のニラ、下が収穫したての黄ニラ、真ん中が収穫して何時間かたった後の黄ニラもどきです。