2010年2月13日土曜日

農薬取締法について その4

農薬取締法 その3からの話のつづきです。

これまでの話
DASH村と農薬取締法 その1
DASH村と農薬取締法 その2

個人で工夫してつくった自然農薬が、農薬取締法に抵触しないために個人で対応しようとしても限度がありますので、国からの対応が望まれます。

一市民としての私の考える対応策は、一つはモラルを向上させるための道徳教育が必要だと考えます。

これは、間接的な上に即効性もなく、効果も不完全かもしれませんが、法律だけで規制するのは限界でしょう。

農業以外でも、巷で喧伝されるようなモラルハザードの諸現象から、いずれにせよそのようになるのではないかと思いますが。

もう一つは、罰則規定の見直しが必要でしょう。

過剰に厳しい規制の違反に対しては罰にならないような弾力的な罰則が必要でしょう。

この案として、例えば
「無登録農薬を使用して製造、販売した商品は製造、販売者が率先して消費し、自らの健康を以て安全性の評価に供する」
というのはどうでしょう?


例えば、メタミドポス入りのコメを故意に販売した業者は、このコメを主食として使用し、健康状態をチェックする。
これにより、メタミドポスの人体に及ぼす影響を明確化する。

えひめAIを使用して作った野菜を売る農家は、この野菜を率先して使用させ、健康状態をチェックする。
これにより、えひめAIの人体に及ぼす影響を明確化する。

こうすれば、製造、流通業者が自分で安全と思う食べ物だけ流通するようになるかと思うのですが・・・。

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2 件のコメント:

  1. このシリーズ、大変勉強になりました。
    貴重な情報をありがとうございます。

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  2. Yamauchiさん、おいで頂き、ありがとうございます。

    このシリーズは、ちょっと微妙なテーマなのでどうかと思っていましたが、お褒めいただいてうれしく思います。

    ところで、腰痛、よくなってよかったですね。私の方もボチボチです。

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