2009年10月28日水曜日

実験計画法によるほうれん草の発芽試験

ほうれん草3からの続き

ほうれん草がうまく育てられないので、発芽試験をしたという話をかきました。

石灰ありなしで比較したのですが、今ひとつよくわからない結果だったので、もっと系統的に確かめることにしました。

確かめるために、実験計画法を用いることとしました。

実験計画法については、wikiでも覗いてみてください。

私は何とか使える程度て解説するほど詳しくありません。

が、乏しい知識で無理矢理説明すると、以下のようになります。

通常の実験は知りたい条件だけを変えて他の条件を一定にして行います。

例えばほうれん草の発芽率に及ぼす土壌中の石灰の影響を知りたいのであれば、同じ土、同じ温度、同じ種まき時期、同じかん水方法で土の中の石灰分だけを変えて調べます。

この場合は石灰以外は同じ条件なので、石灰の影響が正確に分かります。

その反面、土や温度、種まき時期がすこし変わると石灰の影響の出方も変わってしまうという危険があります。

実験計画法では、何種類かの条件を数学的に系統立てて変えて、調べます。

上記の例でいえば、土、温度、種まき時期、かん水、土の中の石灰分を全て変更して実験して、その中で石灰分なら石灰分の影響を抽出して調べます。

こうして、いろいろな外乱要因を積極的に組み込むことにより、どのような条件下でも成り立つような汎用性の高いデータが得られやすくなります。

実際にどのような条件で行って結果がどのようになるかは、またおいおい述べたいと思います。

0 件のコメント:

コメントを投稿