毎年、鳩害に苦しんでいます。
4月に大豆を植えても、発芽した頃にハトにきれいに食べられてしまうこともあります。
庭先で育苗している時も、色んな野菜の苗を食べたり、育苗ポットをひっくり返されたり、やりたい放題されます。
こんなことが続くと、日頃は温厚で知られる私(ウソ)も、さすがに堪忍袋の緒が切れます。
許さん!
と駆除しようと思いますが、そうは問屋が卸しません。
世の中にはびこる悪法のせいで、滅多なことは出来ません。
「鳥獣保護法」というのがそれです。
ひと言で言えば、鳥獣を殺傷したり、捕まえてはいけない、という法律です。
もし、駆除や捕獲をしたい場合には、役所に行って申請する必要があります。
申請方法は自治体により異なりますが、申請出来る人が限られていたり、駆除の際に立ち会いが必要であったりする場合もあり、結構面倒そうです。
申請が必要でない鳥獣もいくつかいます。
例えば、ネズミは「環境衛生の維持に重大な支障を及ぼす」として、保護の対象外(すなわち、無断で駆除してよい)となっています。
また、ヌートリアやハクビシンなどは狩猟の対象となる動物で、狩猟免許を持っている人であれば、狩猟は可能です。
ハトの場合は、キジバト(羽に茶色がかったきれいな模様があるやつ)、ドバト(灰色っぽく、模様は色々)はダメです。
狩猟免許を持っていなければ、いずれにせよ駆除できません。
なお、これとは別に外来生物法、というのがあり、ヌートリアなどに関しては、生態系に被害を及ぼすため鳥獣保護法は適用されません。
ただし、これも自治体により異なります。
ハトはこちらの法律には該当せず、鳥獣保護の名の下に、ぬくぬくと?生活している訳です。
ちなみに、ハトは「飛ぶネズミ」とも呼ばているらしく、糞には様々な雑菌がいます。
「環境衛生の維持に重大な支障を及ぼす」はずなので駆除してもいい?
・・・というへ理屈は通じるはずもなく、結局はハンディを背負ったまま、被害を防ぐしかないようです。
前置きが長くなりましたが、そういう訳でハトの性質を調べ、被害対策の一助とする目的で、今回取り上げました。
まずは、ハトの前に鳥類一般の特徴について。
鳥というのは、基本的には空を飛ぶ生き物ですから、体や行動が空を飛びやすいように出来ています。
例えば、空を飛ぶためには、体は軽くなければなりません。
そのため、骨は中空であり、口には(重量物である)歯がなく、代わりにくちばしがついています。
水分は、ほとんどとりません。
ちょっと脱線しますが、多くの鳥は水分をほとんどとらないため、尿を出しません。
代わりに、血液中の老廃物は尿酸として糞と一緒に固形分で排出します。
鶏糞が牛糞等と比べてチッソ分を多く含むのは、そのためだそうです。
以降、その2に続きます。
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キビゴロウさん
返信削除こんばんは!うちの区民農園はあまり鳩は見かけません
エダマメはポットでバルコニー菜園で栽培してから移植します ラッキーな事に現時点では鳩の害はあまり気になりません
Heyモーさん、おはようございます。
返信削除鳩にやられないとのこと、何よりです。
私もエダマメをポットで庭で栽培してから移植しますが、ポットをつついてほじくり返されます。
田舎の鳩の方が凶暴なのでしょうか?