2011年3月9日水曜日

続ボカシ肥のニオイ減らし


ボカシ肥作成中の臭いが気になるので、これを抑えるために、予備発酵させてみました。

具体的には、ボカシの原料の米ぬかで、事前にえひめAIを培養させておき、その後に他の植物残さやその他諸々の原料を混ぜてやるという作戦です。

まず、微好気的な環境にするため、米ぬかとえひめAIと十分な水を混ぜて、ぬか漬けと同じくらいの硬さにし、よく練り込んで空気を追い出しました。

また、比較として水をあまり入れずに好気的に繁殖させる条件も入れてみました。

その後、数日経って米ぬかが発酵して暖まってきたので臭いを嗅いで見ると、ちょっと酸っぱいような乳酸独特の匂いとなっており、うまく下準備できたようです。

ただし、比較の水分の少ない方も同じような匂い(温度は低い)で、水分量では菌の選択がうまく出来ませんでした。

このようにして準備した米ぬかと、油かすや植物残さを混ぜ、ダンボールに詰めて発酵させてみました。

次の日に行ってみると・・・・・・臭いがしない!



と思ったのは一日だけで、次の日からはやはりいつもの臭いがします。

ただし、今までよりは臭いが少ないような気はします。

最近寒かったので発酵があまり進んでいないだけかもしれませんが。

現在、仕込んでから5日くらいになりますが、何となく効果はあったような気はします。

その後状況変化があったら、またご報告します。

p.s.
乳酸菌について気にしているだけで、それならえひめAIを使わなくてもヨーグルトとかぬか漬けとかでもいいのではないか、というツッコミが聞こえてきますが、それに対するお答えは特に用意していないことを予めお断りしておきます。

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