2013年5月10日金曜日

セイタカアワダチソウの根を用いた発芽実験(2)


私の畑では雑草だらけで、セイタカアワダチソウやら、カラスノエンドウやらがいっぱい生えています。

ちなみに、セイタカアワダチソウは根から植物の生長を抑制する物質を出します(アレロパシーといいます)

また、カラスノエンドウは根粒菌が共生しており、空気中の窒素をアンモニアの形で取り込んでくれます。

そこで、こういった雑草を見ているうちに、本当に教科書通りになるのか、試してみようと思い立ちました。



育苗ポットに、畑の土とこれらの根を乾燥させたものを培土に入れ、小松菜の種を蒔きました。

現在一ヶ月くらいになります。

まず、カラスノエンドウの方は、根を入れなかったものに比べ、発芽率も高く生長も順調です。 

発芽率が高くなる理由は今ひとつわかりません(たまたま?)が、生長の方はいかにも、という感じです。

逆に、セイタカアワダチソウの根を混ぜたものは、教科書通り発芽率が低くなりました。

そして、発芽したものも途中で枯れてしまいました。



恐るべきセイタカアワダチソウの根の力!

私の予想では、初期生育は抑えても、その後の反転攻勢で結局大きく育ってくれるのでは、と思っていましたが、見事に外れました。

アレロパシー物質の効果が持続する期間は結構長いようです。



以前、木酢液にセイタカアワダチソウの根を入れて成分を抽出し、除草剤代わりにしようとしてみましたが、全く効果が感じられませんでした。

でも、今回の結果を見ると、またやってみようかな?という気にさせられした。

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