米ぬかについては以前にも書きました( 畑での米ぬか利用その1、 畑での米ぬか利用その2)が、利用範囲が広すぎて細かいことは書ききれませんでした。
そこで、今回は米ぬかを肥料として用いることに絞って、その効果を調べてみました。
まず、米ぬかの成分は、資料にもよりますが、以下のようになっています。
チッソ :2%
リン酸 :4%
カリウム :1.5%
カルシウム :0.6%
マグネシウム:0.9%
C/N比 :12
ここで、C/N比というのは、米ぬかの中に含まれている炭素量と窒素量の比率です。
これが大きいと植物はチッソを取り入れることができなくなります。
通常C/N比が20〜30を超えるとチッソ肥料としては働かないとされています。
米ぬかの場合は、糖分やタンパク質が豊富に含まれていて、これらの有機物は特に微生物が食べやすいので、C/N比が12くらいでもチッソが取り入れられません。
微生物が先にチッソ分を食べてしまって植物が食べられなくなるからで、これをチッソ飢餓といいます。
ただし、ある程度以上微生物が繁殖してしまうと、微生物の呼吸により有機物分が分解してC/Nが低下し、チッソが吸収できるようになります。
従って、米ぬかを直接使うときには、種まきの最低2週間前に土とよく混ぜてつかう必要があります。
あるいは、土と混ぜずに表層の、種や株の根元から少し離した場所に播くのであれば問題ありません。
このように、米ぬかは生では植物に障害を与えることがあるので、肥料として使う時は、一旦ぼかし肥にするのが一般的です。
ぼかし肥とは、有機物を一旦発酵させた肥料です。
ある程度微生物に分解させておくことにより窒素飢餓を抑えることができます。
また、分解させてできたアミノ酸が植物にさまざまな有用な働きも及ぼします。
米ぬかの肥料成分その2に続きます
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非常に参考になりました。とても、分かりやすい説明で有難い.こうゆう事が知りたかった。
返信削除コメントどうもありがとうございます。
返信削除よかったら、また見に来て下さいね。
サツマイモの肥料として使おうと思ったのですが、窒素分が思ったより多くて適しませんね。
返信削除匿名さん、おはようございます。
返信削除そうですね。私はサツマイモは作っていませんが、米ヌカのみだとちょっと肥料バランスが悪そうですね。
草木灰とかカリ分を混ぜる必要があるかもしれませんね。