
ずいぶん暖かくなってきましたね。
農作業も少しずつ増えています。
雑草も生えてきたので、最近は草取りをぼつぼつ始めたところです。
アスパラガスなど多年生の野菜を植えているところは、耕耘機も除草剤も使えないので、結構雑草が生えてきます。
そこで、せっせと手取りしました。
上手くすると、40センチくらいの長さのセイタカアワタチソウの根が取れたりして、気持ちいいものです。
この、長々と伸びた根をみていると、また下らないことを思いつきました。
Jカーブというのはご存知でしょうか?
人体に有害なものでも、微量に摂取すれば逆に健康によい働きが生じる現象です。
例としては、お酒が有名です。
お酒を飲み過ぎると死亡率が高まりますが、適量であれば、かえって死亡率は低くなります。
横軸にアルコール摂取量、縦軸に死亡率をとると、グラフがJの字のように一旦下がってから上昇することからこう呼びます。
で、セイタカアワダチソウですが、これは根からアレロパシー物質を出すことが知られています。
アレロパシーは以前にも取り上げましたね。
セイタカアワダチソウの場合は、根から他の植物が生長するのを抑える成分を分泌します。
セイタカアワタチソウ自身でさえも、繁殖しすぎると自分の出した物質で、生育できなくなってくるくらいです。
ですが、このJカーブが植物にも成り立つのであれば、セイタカアワダチソウのアレロパシー物質もごくわずかなら成長促進するのでは?
ということで、早速やってみました。
根を切り刻んで、土とまぜ、ポットに入れて野菜(コマツナ)の種を蒔いてみました。
結果がどうなるかはお楽しみ(なのは自分だけ?)
面白い結果であれば、またご報告しますね。
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