去年作った味噌が家族で好評で、間もなくなくなりそうなので、再び味噌作りをしました。
我が家の味噌作りは、容器との戦いです。
原料のダイズや米麹、途中仕掛品、最終完成品をおくために、とにかくできるかぎり多くの容器を準備しておかなければなりません。
今回使ったダイズの量は3kg。
これに米麹と塩と水を足すと10kgくらいの味噌になる予定です。
これで、我が家ではだいたい半年分くらいの量になります。
まずは、前日に水に浸しておいた豆を火にかけます。
このときに欠かせないのは圧力鍋。
ふつうの鍋では5〜6時間煮なければならないものが、圧力鍋では蒸らし時間を含めて30〜40分。
我が家の厨房器具では一回に500gずつくらいしか出来ないので、普通の鍋を使っていたら日が暮れてもまだ終わりません。
ということで去年買ったのが、この圧力鍋。
値段が高くて大きくて重いのですが、一年前に使ったときは豆を煮るスピードと煮た後のきれいさは感動的でした。
普通の鍋で煮たときはちょっと黒ずみましたが、これを使うと豆がきれいな飴色になります。
今年も、この感動を味わおう!と圧力鍋を出してきたのですが・・・
あれれ、落としぶたがない?
どこを探してもなかったので、妻に聞いてみると、何と!
要らないものかと思って捨ててしまったらしいのです!
おいおい!
あれがないと、吹きこぼれてしまいます。
怒鳴りつけたかったのですが、家庭内の力関係を考慮して、やんわりとたしなめます。
それで、急きょ写真のようなフリーサイズの半球状の落とし蓋で代用することにしました。
でも、使ってみると、やはり吹きこぼれてしまいます。
色々試してみたところ、上の写真のように置くと吹きこぼれず、上下逆さにして真ん中が低くなるように置くと吹きこぼれるようでした。
で、何とか煮てしまったあとは豆を潰して米麹と塩とかき混ぜて味噌玉をつくります。
この段階で、去年と同じく子供が参戦です。
私が自分でやる方が早いのですが、子供がやるといって聞かないので、我慢してじっと待ちます。
で、その間次の豆を煮てそれを潰して・・・を繰り返し。
結局全て終わったのは晩の7時でした。
結構疲れましたが、この苦労がまた、手前味噌の味を格別にしてくれるでしょう。
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